きぬゆかり

かつて日本で
盛んであった養蚕を
未来に伝えたい

ABOUT

「きぬゆかり」について

生まれた時から生活の中に「シルク」がありました。
柔らかく、やさしい手触り・・・
この日本独自の製法で育まれた「純国産シルク」をなんとか現代のライフスタイルでも
商品として普及させたい。
そんな想いから「シルク石鹸」が生まれました。
日本各地には「きぬ」にゆかりのある場所がたくさんあります。
養蚕の復興と共に日本伝統技術の結晶である商品をお届けしたいと思います。

代表取締役社長 米滿 梢

日本文化と養蚕

養蚕(ようさん)とは、蚕(かいこ)を飼育してその繭(まゆ)から絹糸(けんし)を生産する農業の一分野です。養蚕は古代から日本で行われており、絹織物の生産は奈良時代(710-794年)には既に盛んでした。

中国から伝わった技術を基に、日本独自の技術が発展しました。
特に平安時代(794-1185年)には貴族の間で絹織物が広く用いられ、その美しさと耐久性から、着物や帯などの高級衣料品の素材として重宝されました。その後も武士や商人などの階級にも広がっていきました。

絹は贈り物や貿易品としても重要で、日本の経済や文化に大きな影響を与えました。特に「錦糸」や「正絹」といった高級絹織物は日本の伝統技術の結晶です。

また皇室と養蚕には深い関係があります。特に、皇后陛下が養蚕を行う「御養蚕所(ごようさんじょ)」の存在は、日本の伝統文化や産業の象徴として重要です。

技術と伝統

養蚕に関連する技術や伝統は、今日でも多くの地域で受け継がれています。

例えば、群馬県の富岡市や桐生市、栃木県の足利市は、かつての絹織物産業の中心地として知られています。

これらの地域では、今でも伝統的な製法や技術が保存され、世界遺産富岡製糸場のように観光資源としても活用されています。

現代の養蚕と
当社の取り組み

現代においても、養蚕は一部の地域で続けられていますが、化学繊維の普及や生活様式の変化により、以前ほどの規模では行われていません。
しかし、伝統を守るためや高品質な絹製品の需要に応えるために、養蚕を続ける農家や団体も存在します。

当社とパートナー企業である絹工房は少量の繭原料でも商品化を実現できる方法を考案し、「富岡シルク石鹸」を開発・販売してきました。

シルク石鹸は、純国産シルクを100%使用したキメの細かい泡立ちが特色です。低刺激のためアトピーや敏感肌にも安心してご利用いただけます。そして、この度持ち運びにも便利な「パウダー石鹸」を開発しました。

世界遺産白川郷(しらかわごう)と当社

世界遺産 白川郷と当社

白川郷は、岐阜県北部の白川村にある伝統的な集落で、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。この地域は、合掌造りの民家で有名で、その独特の建築様式は厳しい気候条件に適応したものです。
合掌造りの家の大きな屋根裏部屋は、通気性が良く、蚕を飼育するのに適していました。

当社は白川郷の養蚕の歴史を地域の文化や伝統を理解する上で重要な要素であると考え、その独自の建築様式と共に、未来へと語り継ぐために「白川郷シルク石鹸」の販売をスタート。「白川郷パウダー石鹸」と共に「白川郷産品」に認定されています。

また岐阜県白川村の「ふるさと納税」返礼品としても採用されております。
写真提供 岐阜県白川村役場

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